「タンスの中に服はあふれているのに、着たい服がない。」
「そもそも、自分がどんな服を着たいのかがわからない。」
「買いたい服がわからず、お店でも迷ってしまう。」
そんな方にむけて、「近藤麻理恵さんの『人生がときめく片づけの魔法 改訂版』(サンマーク出版)を行うと、それが解消しますよ」って事をお話します。
「ときめくモノだけ残し、あとは思いきって捨てる」といった、大胆でもシンプルな片づけメソッドです。
この記事では、こんまりメソッドを行うと『なぜ着たい服が見つかるのか』といった2つの理由を、ブログ管理人の実体験を交えてお伝えしています。
管理人自身も以前は、「何着ていけば良いだろう・・・」と悩み、出かける時間が遅くなった事が何度もあるのですが、こんまりメソッドを実践した事により、その悩みから解放されました。
この記事を読むことで、自分が着たいと思える服がわかるようになり、服を買うときも、迷わず短時間で決められるようになるはずです。
自分の理想に合った服を着れば良いという事がわかる
こんまりメソッドをやる事で、自分の理想に合った服を着れば良いという事がわかる。
こんまりメソッドでは、片づけの前に、自分の理想の暮らしをイメージする事から始めます。
理想の暮らし、例えば、
- ①「太陽の光ですっきり目覚めて、朝食前には10分の散歩がしたい。」
- ②「デスク周りが整理されて、在宅でもサクサク仕事をしていたい」
- ③「夜は好きな動画見たり、小説読みながら、ゆっくりお茶したい」
っといったように。
そうすると、その暮らしにあわせて、どんな服が着たいのかも、想像出来てくるはずです。
先ほどの例で言えば、
- ①「散歩するには、動きやすく、雨の日でも着られるウェアやパンツ。毎日の事だから、洗濯しやすい素材で。」
- ②「やる気がでるような、シャキッとしたトップス。でも、楽しくいたいから、明るめの色で」
- ③「着心地重視!肩が凝らない、ゆったりウェア。おちつきたいから、デザインはシンプルに」
こんな風に、具体的に着たい服がわかってきます。
そして、そのイメージにあう服がないのであれば、それを買いに行けば良いのです。
このように、自分がどんな生活をしたいのかイメージする事で、自然と着たい服もわかってくるようになるのです。
ときめかない服に、服選びを邪魔されなくなる
「着たい服がわからない」が解消する2つめの理由は、
ときめかない服に、服選びを邪魔されなくなるからです。
まず、こんまりさんの片づけにおいて残すモノは、「ときめくモノだけ」です。それ以外のときめかない服はすべて処分してしまいます。
ときめく服というのは、自分の心がキュンとしたり、ウキウキする服の事。
つまり、そういった服こそ、自分が本当に着たい服ですよね。
逆に、ときめかない服というのは、
- 「いつか着るかも」で残している服
- 「もったいない」で捨てられない服
- 「売れるかもしれない」で、とっておく服
といったモノです。
こういったときめかない服というのは、着たい服を選ぶ時に、その選択を迷わせてきます。
管理人の経験をお話すると、
「友人とのランチ、カジュアルな服にしよう!」と思って、タンスを開けるのですが・・・
- ①ときめかない服が目に飛び込んできます。そうすると、
- ②「この服ずっと着てないなぁ。」→着るつもりもないのに、手に取ってしまう。
- ③でも結局着ないので、服を畳んで元に戻す。
- ④また別の、ときめかない服が目に入ります。
- ⑤「そういえば、こんな服持っていたなぁ」→タンスの奥から、手前に収納しなおす。
- ⑥これらを繰り返す。
このように、ときめかない服があると、自分の選択を迷わせ、服を選ぶのとは別の行動をおこしていたのです。
それにより、
- 「ずっと着ていなかったこの服、気になってきた・・・」
- 「もうすぐ出かける時間だよ!早く決めなきゃ」
- 「やばい!逆に何を着たら良いかわからん!どうしよう」
という状態になっていました。読者の方も、同じような経験ありませんか。
時には「着ないのはもったいないから」とその「もったいない」を解消するために、着たい服ではない服を、着て過ごしてみた事もあります。
そのような時は一日中気分が「もやっ」としましたし、着ている服の事が気になって仕方ありませんでした。
つまり、ときめかない服がタンスの中にあると、本当に着たい服を選びづらくなるのです。
だから、服を選ぶのとは関係のない思考や行動が、起こりずらい環境にすること。
ときめかない服を物理的に手元から無くし、迷わされないようにする事が大事なのです。
繰り返しますが、こんまりメソッドでは、「ときめかない服」は基本的にすべて処分します。
それによって、タンスの中は「ときめく服しかない状態」になりますので、必然的に心から着たい服を選べるようになる、という事なのです。
とはいっても、ときめかない服、処分してしまうなんて無理!
と、思いますよね。
確かに、かなり勇気のいる事だと思います。
「手放したら、絶対後悔するよ」って思いますが、実際に片づけてみると、そうでもないのです。
管理人はときめかない服を、少なくても120着以上処分してきましたが、「捨てなきゃ良かった」は2~3着だけ。
その後悔した期間も、ほんのわずかですし、今現在は「後悔した服ってどんなだったっけ?」です。
実際は後悔より、圧倒的なメリットを得ることが出来ました。
「捨てられない。もったいない」と思う方は、試しに以下の記事も読んで見て下さい。
その経験が、具体的に書かれています。
まとめ
こんまりさんの「ときめき」による片づけをする事で、「服はあるのに、着たい服がない、買いたい服がわからない」が解消される理由は2つ。
「自分の理想の暮らしに合った服を選べるようになるから」「ときめかない服に、服選びを邪魔されなくなるから」です。
こんまりさんを実践する前の管理人は、服を買いに行っても、買いたい服自体わからないので、店内を何時間もうろうろし、結局は買わずに帰ってくるなんて事が幾度もありました。
しかし、こんまりさんの片づけによって、その日着る服を、迷わず手にする事ができるようになりましたし、新たに洋服を買う際も、10分~30分以内で済むようになりました。
「服はあるけど、着たい服がない」とお悩みの方は、ぜひ一度こんまりメソッドを実践してみて下さい!