糖質10g以下スイーツ。オートミールで手作りブリスボールの作り方

お皿によそられたレーズンブリスボール。10個が重ねて並べられている
  • オートミールを使ったスイーツが食べたいな!
  • 甘~い砂糖たっぷりのものはちょっと…できれば、罪悪感なく食べたいな
  • 自分でも、簡単に作りたい

オートミールと言えば、だしや梅干しなどを加えてお茶漬けやお粥として、生のフルーツやシロップを加え甘いシリアルとして、食べる方が多いのではないでしょうか。

オートミールは、そういったご飯の代わりとしてだけでなく、ハンバーグのつなぎ、クッキーやパンケーキなどおやつの材料として使う事もできます。

そこで今回は、オートミールを使ったスイーツ「オートミールでブリスボール」の紹介です。

皆さんは、「ブリスボール」をご存じですか。ブリスボールは、ナッツやドライフルーツなどを細かく砕いて、ボール状に丸めて作られたスイーツです。

ブリスボールは、お砂糖を一切使わず自然素材だけで作られているのに、「甘くて美味しい!」そんな「嬉しい食べ物」です。

今回はそのブリスボールを、オートミールを使用して作るレシピの紹介です。

「オートミールは、ご飯代わりに食べているんだよな」っていう方も、「オートミール食べた事ない!」って方も、20分ほどで簡単に作れます。

材料は、オートミールとドライフルーツ、ナッツだけ。しっかりした甘さがあるのに、糖質は2個食べても10g以下。罪悪感は感じませんよね!

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ブリスボールとは、罪悪感ゼロなスイーツ!

ブリスボールとは、オーストラリア発祥の、No Sugar(砂糖なし)、No Gluten(グルテンフリー)、No Additives(添加物フリー)をコンセプトとした食べ物の事です。

ドライフルーツやナッツなどの自然素材が原料で、コロンと丸いボール状の形をしています。

FOODJEWELRY(フードジュエリー)さんというお店が、日本初のブリスボール専門店として人気となっています。「罪悪感0(ギルトフリー)なスイーツ」とも言われています。

イチジク×くるみ、抹茶×パンプキンシード、アプリコット×カシューナッツといった、様々なフレーバーのブリスボールがあります。

FOODJEWELRYさんのブリスボール
管理人がFOODJEWELRYで購入したブリスボール

このFOODJEWELRYさんが提供するブリスボールは、『着色料の他、はちみつやチョコレート等の甘味料を使用していない!』といった特徴もあります。

赤や緑のカラフルな色合い、砂糖を使っていないのに甘~い、それはすべて自然素材によるもの。

FOODJEWELRYの名のとおり、コロコロとした見た目は、「食べる宝石」「手の平におさまる惑星」のようですね。

フードジュエリーのブリスボールは引き立て合う素材の組み合わせを大切にしています。厳選された自然素材を、様々に組み合わせて、食べるのが楽しくなるような素材の組み合わせを追求しています。

FOODJEWELRY

「オートミールブリスボール」の材料

このような自然素材を使ったブリスボールは、ご自身でも簡単に作る事ができます。

この記事ではオートミールを使用した、「自分で簡単に作れるブリスボールのレシピ」を紹介します!

オートミールとは、オーツ麦を、脱穀して食べやすく加工したもののことです。

オーガニックピュアのオートミールの袋と、中身をお皿にだした画像

今回使用するオートミールは、日本食品の「オーガニックピュアオートミール」です。

有機栽培されたオーツ麦100%のオートミールで、加熱加工してあるので、そのまま食べる事もできます。

オートミールに関したレシピ記事は、以下にもありますので、良かったら参考にして下さい。

オートミールの他に必要な材料;ドライフルーツとナッツ

オートミールの他に必要な材料は、ドライフルーツとナッツです。その他に抹茶やココアパウダー、きなこ等を加えても良いです。

ドライフルーツやナッツ、パウダー等の組み合わせによって、様々な味のブリスボールを楽しむ事ができます。

おすすめの作り方は、ドライフルーツ:ナッツ:オートミール=1:1:1の割合で作る事。シンプルな比率ですから覚えやすいし、作りやすいですよ!

ドライフルーツやナッツ、それぞれの材料の一例を紹介します。

ドライフルーツ

レーズン、デーツ、ブルーベリー、プルーン、クランベリー、プルーン、干しイチジク、甘栗など。

ドライフルーツは、砂糖が入っているものがありますが、なるべく無糖のものをおすすめします。

ナッツ

アーモンド、カシューナッツ、くるみ、ピスタチオ、ピーナッツ、クコの実など。

食塩不使用で、素焼きのものがおすすめ。(生のものは空焼きします)

その他

ココアファイン、カカオパウダー、きなこ、抹茶など。

オートミールでブリスボール:レーズンやデーツを使用

用意する材料と、作り方です。小さめサイズで10個分作れる分量です。

材料を細かく砕いて丸めるだけですから、20分で美味しいブリスボールが作れますよ!

今回のドライフルーツは、デーツとスーパーで手に入りやすいレーズンを使用しています。プルーンなど他のドライフルーツでも大丈夫ですよ!

用意するもの

  • レーズン(デーツ):30g
  • ミックスナッツ:30g (※クルミだけ、アーモンドだけでもOK!)
  • オートミール:30g
  • 水:大さじ2~3

デーツとは

デーツとは、濃厚でコクのある甘みをもつフルーツで、なつめやしの実の事です。写真の右下がデーツです。

左がオートミール、ナッツ、水、レーズン。右がオートミール、ナッツ、水、デーツをお皿に並べた状態

作り方

  1. デーツ(レーズン)、オートミールをフードプロセッサーに入れ、細かく砕く。
  2. さらにミックスナッツを加え砕く。(ナッツは大きめに砕けば、その分食感が楽しめます。仮に1で、ナッツを一緒に混ぜてしまっても大丈夫です)
  3. ボウルにうつし、水を加えます(水の量は、丸められる硬さまで調整して下さい)
  4. ラップにくるんで、丸めれば完成!

作っている工程の写真は、デーツで作ったものですが、レーズンの場合も同じ作り方です。

1:ドライフルーツ、オートミールをフードプロセッサーに入れ、細かく砕きます。

左がフードプロセッサーにオートミールとデーツを入れた画像。右が細かく砕いた状態の画像。

2:ミックスナッツを加えて、砕きます。砕く時間は、ご自身で調整して下さい。

ナッツ、オートミール、デーツを細かく砕いたものがボウルに入れられている画像

3:水を加えます(丸められる硬さまで調整して入れて下さい)。

砕いた材料に水を加えている画像

よく混ぜて、平らにならします。写真は大さじ2の水を入れています。

左が水を加えてスプーンで混ぜている画像。右が混ぜた食材を平らにならした状態。

4:ラップにくるんで、丸めていきます。写真は、10等分して作っています。

手の平の上にサランラップ。そこに丸めたブリスボールが置いてある画像

完成です!

お皿によそられたデーツブリスボール。10個が重ねて並べられている
デーツが入ったオートミールでブリスボールです。

デーツ入りオートミールでブリスボール

デーツのブリスボールを半分に割って断面を見えるようにした画像

砂糖が入っていなくても、デーツの甘みとコクを強く感じられます。「ちょっと、甘い物が食べたい!」といった時には、十分満足できる甘さを得られます。

甘さ控えめが好きなら、デーツの量を控えめにして作ってみると良いです。

食感は、とてもしっとりしています。ナッツを大きめに砕いておけば「ザクッカリッ」といった食感を、より楽しめます。

デーツ入りブリスボールの栄養成分表示

デーツ入りブリスボールの栄養成分表示です。

「デーツ入りブリスボール」栄養成分表示エネルギーたんぱく質脂質炭水化物糖質食物繊維
オーガニックピュア
オートミール30g
110kcal3.3g2.1g21.03g17.85g3.18g
デーツ30g80kcal0.6g0.0g21.39g19.29g2.1g
素焼きミックスナッツ30g195kcal5.3g17.0g6.26g4.12g2.13g
合計 385kcal9.2g19.1g48.68g41.26g7.41g
ブリスボール1個あたり
(※上記の量で10個作った場合)
38.5kcal0.92g1.9g4.86g4.12g0.74g
日本食品「オーガニックピュアオートミール」、正栄食品工業株式会社「デーツ」、共立食品株式会社「素焼きミックスナッツ」

レーズン入りオートミールでブリスボール

レーズンを使用すると、甘みだけでなく酸味もあります。デーツに比べると、甘さは控えめに感じられます。

酸味と甘みのバランスが良いので、酸味も味わいたい方は、こちらの方がおすすめです。

レーズンであれば、比較的スーパーでいつでも手に入れられますから、デーツより作りやすいですね。

お皿によそられたレーズンブリスボール。10個が重ねて並べられている
レーズンのブリスボールを半分に割って断面を見えるようにした画像

レーズン入りブリスボールの栄養成分表示

「レーズン入りブリスボール」栄養成分表示エネルギーたんぱく質脂質炭水化物糖質食物繊維
オーガニックピュア
オートミール30g
110kcal3.3g2.1g21.03g17.85g3.18g
レーズン30g95kcal0.8g0.0g23.2g22.3g0.9g
素焼きミックスナッツ30g195kcal5.3g17.0g6.26g4.12g2.13g
合計 400kcal9.4g19.1g50.49g44.27g6.21g
ブリスボール1個あたり
(※上記の量で10個作った場合)
40kcal0.9g1.9g5.04g4.42g0.62g
日本食品「オーガニックピュアオートミール」、共立食品株式会社「レーズン」「素焼きミックスナッツ」

あらかじめ作っておけば、忙しい時、小腹がすいた時にも!

お皿によそられたレーズンブリスボールと、湯呑みに入った珈琲の画像
レーズンを使用したオートミールでブリスボール

オートミールを使用した、ブリスボール!の作り方を紹介してきました。

砂糖やはちみつ、シロップなどを使わずとも、しっかりした甘さがあります。ドライフルーツやナッツの自然素材の味です。

オートミールは、加熱して卵かけご飯のように食べると、ほんのり麦の甘さを感じられます。

今回のレシピでは、オートミールそのものの味は、あまりわからないと思います。ナッツやドライフルーツの方が、味が強いですからね。

今までご飯系レシピでオートミールを食べていた方、オートミールが初めての方、ぜひスイーツ感覚でサクッと食べられる、ブリスボールを試してみてはいかがでしょうか。

あらかじめ作っておけば、小腹が好いた時だけでなく、忙しい時の栄養補給として「ちょっちょ」と食べる事もできます。

その際は、保存容器に入れて、冷蔵庫で保存して下さいね!

ティータイムに食べるのであれば、紅茶や珈琲にも良く合います。特にデーツなら、甘みが強いのでブラックなコーヒーがおすすめです!